奈良・大阪のハワイアンフラダンス教室
年齢や性別に関係なく踊ることができ、笑顔で踊っている時にはすべてのことを忘れて気分もリフレッシュすることができます。穏やかなハワイアンミュ-ジックには癒やしの効果もあり、ゆったりと身体を動かす有酸素運動は健康にもつながり、シェイプアップ効果も期待できます。
フラで大切なアロハの心(優しさ、調和、楽しさ、謙虚、忍耐)を意識していると、人の温かみに触れることが多くなり、自然と笑顔になり、人生に喜び、楽しみ、そして潤いをもたらせてくれます。
フラを踊るときには、ハワイ語で「パウ」と呼ばれるスカートを身につけます。パウは神に捧げるフラを踊るための衣装なので、敬意を表して上から被って着るのが正式な着方。またパウには力(マナ)が宿るとされています。
パフォ-マンスの時にはチャント、曲に合った衣装を身につけます。
装飾品のレイや髪飾りは、ハワイでは植物や貝殻、髪、羽根などさまざまなものに精霊や力(マナ)が宿ると考えられています。こうした力を借りたり、魔除けのために、人々はレイを身につけるようになりました。
フラの楽器と言えばウクレレが思い浮かびますが、ウクレレが使われるのは、現代的なフラ「アウアナ」です。伝統的な「カヒコ」では、ひょうたんを使った楽器「イプヘケ」や「パフ」というドラムなどが使われます。また、ダンサ-はウリウリ(マラカスに似たもの)やイリイリ(石)、イプヘケオレ(ひょうたん)、ウリリ(だんご3兄弟のような形をした楽器)、プイリ(竹)、カラアウ(棒)などを持って踊ることもあります。
当教室では、古代から伝わる様式を感じ取れるように生徒自ら楽器も製作しています。
フラとは神々に捧げる神聖な踊りであり、歴史を伝えるという役割も持つハワイの文化です。
19世紀初頭にアメリカの宣教師たちが自然崇拝のフラをキリストの脅威とみなし、フラやハワイ語を禁止した時代がありました。のちにカラーカウア王によってこの禁止令は解かれ、フラは復活しました。その後、アメリカの準州となり、一時はハワイの人々は自らの出自や文化を隠すようになりましたが、1950年代からアメリカ本土で起きた公民権運動の影響で、一部のハワイの人々によって密かに守られてきたハワイ文化に再び陽が当たる出来事が起きました。ハワイでも、地元民が文化や誇りを取り戻そうとする「ハワイアン・ルネッサンス運動」が広まり、ハワイ語の教育や、フラの復興を目指す競技会が各地で行われるようになりました。
ハワイの人は、とても清潔好きです。靴は外で脱いで室内に入ります。シャワーもよく浴びます。そして、特にハワイアン同士では人との会話や交流をとても大切にしています。助け合いの精神が根強いのも特徴の一つで、何か困ったときには業者などに頼んだりする前に、知り合いが助けにやってくることもあります。血筋もとても大切にしていて、自分たちがどこから来たのか、系譜をたどることもあります。
それからハワイにはハワイ語というものがありますが、ハワイ語は口承で伝えられてきたと言われています。一時期禁止されていたときも過去にあり、ハワイ語を話す人が少なくなってしまいましたが、近年学校などでもハワイ語の授業が行われるようになり、若者もハワイ語を母国語として話すようになってきました。
先住民の伝統料理や移民(中国、日本、フィリピン、韓国、ヨ-ロッパなど)によって持ち込まれたもの、また最近ではハワイの食材をつかったパシフィックキュイジーヌなどいろいろな文化が融合していて、国際色も豊かです。例えば、ラ-メンにトンカツをのせたり、納豆にデラウエアのブドウをいれたり・・?など、型にはまらなく、創造性がとても豊かです。
ハワイアンの主食といわれるポイ(写真:タロイモをすりつぶしたもの)は神聖な食べ物とされています。